空港の発着数を増やすための課題を考える話

あなたは国際空港って日本にいくつあるか知っているでしょうか。これは国際民間航空条約によって規定されており、国際定期便が1便でもあったら国際空港と名乗ることができます。
ただ日本には爆音をとどろかして軍機が飛んだり、駐留したりする基地はあっても飛行機が24時間離発着できる空港がなかったのです。
かつて羽田は国内線・成田は国際線と住み分けがされていた一方、都心の上空が飛行可能になったことで羽田空港の発着便が増えました。
首都圏の空港需要は2032年に少なくとも年間78万回・多くて94万回と予測されていたものの、都心上空を飛行することが認められていなかったために容量は71万回にとどまっていたのです。
ただ都心上空が飛行可能になったことを素直に喜ぶべきではなく、私は騒音や落下物の問題が完全に解決したとは思っていません。
品川区南大井に住む男性によると近所の騒音計で飛行機は70デシベルを超え、もはや気になるというレベルではないと言うのです。
最大では86デシベルに近い値をどんどん記録し、こんな騒音を国が認めているのが全く理解できないと話します。
80デシベルの騒音は窓を開けた地下鉄と同じレベルになり、テレビや電話の声が聞こえにくくなるほかに多くの母親は子供を寝かしつけられないと訴えっているのです。
都心の上空が飛行可能になった2020年の3月末から6月末までの3か月で苦情や問い合わせは3374件、結成された市民団体は20以上確認されています。
飛行機は電車や車に比べて多くの人を運べる一方、その分だけ騒音問題が大きくクローズアップされるのです。
もちろん電車や車は騒音問題がないと言ったら嘘になるものの、この2つは防音壁というものでいくらか対応できます。
ただ空に防音壁というわけにもいかないので、騒音は空港の発着数を増やすには避けて通れない問題だと私は考えているのです。

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